【ルーリングコラム】能力の解決
2011年8月21日 TCG全般まずは前回の回答から。
答:《復讐に燃えたファラオ》のオーナーではない方にダメージを与えれば良い。
というルールがあるため、戦闘ダメージはチームでなくどちらかのプレイヤーに与えられることになる。結果、ファラオにとって「あなた」でない方、即ちオーナーではないプレイヤーにダメージを与えれば、能力が誘発することはない。
さて、今日の本題。
能力や呪文が解決され始めると、その間に割り込むことは基本的にできない。
状況起因処理も解決が終わるまでチェックされることはないし、勿論どちらのプレイヤーも優先権を得ないからである。
例外的に、解決中に発生したイベントによる誘発型能力や、解決中に呪文や能力などをプレイさせる効果に関しては呪文や能力の解決中に新たなスタックに乗るオブジェクトを創りだすのだが、これらも結局元の呪文や能力が解決されたあとに別途解決されることになる。
そのため、例えば《願いのジン》の能力の解決中、ライブラリートップが公開されたあと唱えるまでの間に割り込んで《石臼》系の能力を起動したりすることはできないということになる。
勿論《爆発投げのゴブリン》の場合も同様になる。コイン投げをして、どちらにダメージが入るかが決まってしまったあとには既に《剛力化》等で救出できるタイミングがない。
1/2の確率で無駄打ちになってしまうが、どうしても助けたいならコインを投げる前に唱えなければならないということだ。
今回は問題なしで。
Q5-1.
あなた達はM12の双頭巨人戦シールドをプレイしている。
向かって左側の対戦相手の墓地に《復讐に燃えたファラオ》がある。
あなた達チームは呪禁やプロテクションを持つクリーチャーはコントロールしていない。
この状況で、《復讐に燃えたファラオ》をライブラリートップに戻させることなく、相手チームに戦闘ダメージを与えていく方法はないだろうか。
答:《復讐に燃えたファラオ》のオーナーではない方にダメージを与えれば良い。
CR810.7f 戦闘ダメージ・ステップ開始に際して、アクティブ・チームは攻撃クリーチャーがどのように戦闘ダメージを割り振るかを宣言する。攻撃クリーチャーが防御チームにダメージを割り振る場合、アクティブ・チームは攻撃クリーチャーごとに防御プレイヤーを1人選び、そのプレイヤーにダメージを割り振る。アクティブ・チームのダメージの割り振り宣言が終わったら、防御チームが同様に戦闘ダメージを割り振る。
というルールがあるため、戦闘ダメージはチームでなくどちらかのプレイヤーに与えられることになる。結果、ファラオにとって「あなた」でない方、即ちオーナーではないプレイヤーにダメージを与えれば、能力が誘発することはない。
さて、今日の本題。
能力や呪文が解決され始めると、その間に割り込むことは基本的にできない。
状況起因処理も解決が終わるまでチェックされることはないし、勿論どちらのプレイヤーも優先権を得ないからである。
例外的に、解決中に発生したイベントによる誘発型能力や、解決中に呪文や能力などをプレイさせる効果に関しては呪文や能力の解決中に新たなスタックに乗るオブジェクトを創りだすのだが、これらも結局元の呪文や能力が解決されたあとに別途解決されることになる。
そのため、例えば《願いのジン》の能力の解決中、ライブラリートップが公開されたあと唱えるまでの間に割り込んで《石臼》系の能力を起動したりすることはできないということになる。
勿論《爆発投げのゴブリン》の場合も同様になる。コイン投げをして、どちらにダメージが入るかが決まってしまったあとには既に《剛力化》等で救出できるタイミングがない。
1/2の確率で無駄打ちになってしまうが、どうしても助けたいならコインを投げる前に唱えなければならないということだ。
今回は問題なしで。
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